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グレーディングという作業を本格的に考え出すと、これまた大変な世界だということがおぼろげながら分かってきました。 ピッチ計算を元にCAD上でのGDルールを入れ始めたとたんに即、ザセツ。 というのも基本ルールだけではとても出来ないことに気がついたからです。(当たり前のことでしょうが) 昔パソコンを始めた頃に機器の不安定さに随分と泣きましたが、その際のマニュアル本や販売店やメーカーの対応に随分と温度差を感じたものでした。つまり一般の家庭電化製品とはあまりに違う対応やコトバがまかり通っている不思議な世界という感がありました。 同じと思っていた世界が実は違っていたという点では、このCADグレーディングもそんな印象を受けます。 CADグレーディングにハマリ続けていますと、あまりのストレスでバクハツしそうになるのですが、その主原因はもちろん自分の頭の悪さのせいなのですが、グレーディングソフトのロジックに腹立つことが多く、気が滅入ったりしてしまいます。 もちろん私個人の思考性(嗜好)に世の中総てのものが合うなんて事自体、有り得ないことだというのは理解しているつもりですが、脇で拡大したい分、前丈で出したい分というように、ある部位に対して必要な増減量と言う操作がもっとスムーズにできると思っていましたので予想外に壁が高いと思いました。 寸法合わせや縫い代つけなどのグレーディグ後のチェック機能等は素晴らしいもの(多分)なんでしょうが、使う人のグレーディングの考え方にある程度答えられるようなカスタマイズ性がもっとあったら、なんて無いものねだりなのでしょうか。 そうした融通性をメーカーに依頼すると、高い別料金の対応になるという話も聞きます。 しかし体型の考え方なんてこの世の中にたくさんあるのが当たり前で、使うヒトがある程度カスタマイズできる、そんなグレーディングソフトって必須条件ではないのでしょうか。 下のパターン図はトルソー原型7号→25号にグレーディングしたものです。 左が登録ルールのみのかなり簡単なCADグレーディング操作の25号です。 |
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7号トルソー原型
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25号トルソー原型(基本ルールのみ使用)
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25号トルソー原型(ミューラーグレーディング)
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左右の違いの特徴として 1.左図の前後のバスト拡大量が同じである。 上記のように、同じ拡大量でもこんなに表現する形→立体感が違います。 立体感を表現する道具として、グレーディングCADを使いたいと思っているんですけど、今は難しい状況のようです。 |
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