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Back body Design
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022 | |||||
脇パネルの寸法差を考える−3 | ||||||||||||||||||||||||
脇身頃の地の目 | ||||||||||||||||||||||||
パネルラインでの各横地の目(バスト・ウエスト・ヒップ)間の寸法差を確認する前に、脇身頃の「地の目の入れ方」について説明をしたいと思います。 今回はできるだけ立体上のバストラインに横地の目線を合わせてトワルを組もうと思いました。 しかし、結果的には、前後脇身頃ともに、バストラインに横地の目を通すことができませんでした。 |
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下左写真の後脇身頃はバストラインに横地の目を通した状態です。 この状態では身頃が後中心側に振れてしまい、ウエストの絞りや、ヒップのバランスが崩れてきます。 そうしたバランスをとりながら後脇身頃のタテ地の目を設定するとバストラインは結果としてパネル線で下へずれてしまいます。 |
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横地の目にバストラインを通した状態 | 身頃にそわせるようにタテ地の目を設定した状態 | |||||||||||||||||||||||
横地の目にバストラインを通した状態の拡大写真 | ||||||||||||||||||||||||
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次は前脇身頃を見てください。 左写真はバストラインに横地の目を合わせた状態です。 この状態ではウエストラインが脇で下がり、ウエスト脇の絞りが浮き気味になってしまいました。 そこでウエストの絞りのバランスを見ながら、タテ地の目を設定しなおしたものが右です。 結果として、バストラインの横地の目は脇で上がった状態になりました。 |
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横地の目にバストラインを通した状態
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横地の目がバストラインよりも脇で上がった状態
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所見
脇身頃の地の目の設定は、ここでなくてはならないというものではないと思います。 一番単純に思うのが どれも私にとってはスッキリするものではありませんでした。 今回このドレーピングを検証して整理できたことは、 1.立体上のバストラインにかならずしも横地の目が通るとは限らないということ。 |
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