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続き袖を考える 2
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002 | |||||
1.ラグラン袖をつくる準備 前後肩丈のバランス
ラグランなどの続き袖を作成する際に、実際の作業としては原型から展開するというよりも有型からパターン操作をしていくことが多いと思われます。その場合に、使用する身頃と袖のバランスチェックが重要になります。続き袖のパターン操作を展開順序通りに行っても元型のバランスが崩れていた場合、袖が後ろへ振れたり、身頃が後ろへ抜けやすくなったりするからです。 身頃のバランスにおいて袖の振りに直接影響する部位は前後の肩丈です。前後の差寸そしてそのユルミの配分をパターンから判断し、必要に応じて修正します。 今回は最低限のユルミを入れた原型から幾つかの条件で肩丈にユルミを入れ、その比較検証を行います。右図パターンは袖底位置を腕の付け根より2cm下に設定しています。この状態での前後の肩丈差は1.0cmです。平面上での肩丈の測り方はバストラインを水平にした状態で、前は重心線とバストラインの交点から前SPまでを測ります。後ろは背巾線とバストラインの交点から後SPまでを垂直上で測ります。人体ではこの差は1.5〜1.7cmくらいです。 *重心線=前袖ぐりの接線、前後の質量が同じになるタテの基準線 |
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