updated 2017/02/19
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Back body Design
008
肩甲骨とバストとウエストとヒップの関係

下図は紙貼り展開の完成図です。
ウエストでのダーツ量についてはお話しましたが、そのウエストに続いてヒップライン上でのかたちの変化を考えてみましょう。

10図
前身頃の各タテの基準線でのウエスト、ヒップラインでのかたちを観て下さい。そのタテの基準線上で一番が出ている凸点がバストラインとの交点であり、そこから垂直線を降ろすとウエスト、ヒップとの凹凸の差が見えてきます。そしてそれは平面の展開図ではそのまま開いたり閉じたりというかたちになって現れています。

後身頃ではバストラインが一番高いところではありません。背巾線ではAH接線との交点、肩甲骨直下線ではその肩甲骨点が最も高い位置となります。その点から垂直線を降ろすとウエストとの差、そしてヒップとの位置関係がわかります。その差がやはり平面図で各開き量の差となって現れています。

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