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続き袖を考える 47
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補足 4面パネルの成り立ち 2 パネル寸法調整 パタ−ン展開では脇身頃との差寸を前中心側パネルでダーツをつくり、それをバストダーツに移動し、前身頃のパネル寸法差の整を行います。 後ろ脇身頃のバストラインは脇からパネルに向かって斜めに上がっています。 また袖ぐりでは脇身頃のパネル点が中心身頃よりも上がっています。 これはウエストラインを基準にして中心身頃と脇身頃の差寸がバストラインから上で振り上げられたと考えられないでしょうか。 後ろ身頃のバストラインを水平にした展開図を見ると背巾線でのウエスト絞りが大きいことで脇身頃が脇へ大きく傾斜しています。 では、「パネル差寸を脇身頃延長線上で距離調整する」操作と、「バストラインの脇を起点にして距離調整する」操作とではどちらが立体と同じになるのでしょうか。 パネル延長線上で長くする場合は後肩丈が長くなります。寸法調整のために肩丈が長くなる必要性はないため、 肩丈を変えずパネル線上で距離が長くなる「バストラインを起点に距離調整する」操作が立体に近いように思います。 このような操作を元に考えると、パネル切替のキモノスリーブの中心身頃と脇身頃の据え方は、前身頃はバストの合印を合わせ、後ろ身頃はウエストの高さを合わせる事で立体と同じバランスになると考えられます。 |
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ウエストラインを水平状態にした紙貼り展開図
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バストラインを水平状態にした紙貼り展開図
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