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Jeans Design
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004 | ||||
紙貼り展開 (前ボディ1) |
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●平面の基準線いれ |
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立体上の水平線、垂直線を平面ではヨコ線、タテ線とします。そしてそのタテ線、ヨコ線をこれから展開をしていく台紙にいれます。最初に股上線をいれます。それからヒップ線をいれます。このヒップ線の設定位置は各タテ基準線の中でもっともヒップ線と股上線の間の距離に変化がない個所(前折山線)で設定します。タテ線はこのヨコ線に直角にいれます。 | ||||||||||||||||||||
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●股上線とヒップ線間での曲面による距離の変化 |
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下図のヒップ線と股上線をみてみると、どの位置でも凹凸感があります。その中でできるだけ平らな面を探してみると前折山線になります。平らな面ということは凹凸面に比べて距離が短いということです。そしてこのもっとも短い距離を基準にして、他の凹凸面がどれだけ長くなっているかによってその曲面度が把握できるわけです。 | ||||||||||||||||||||
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●前ボディの展開 |
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ヒップ線を水平にするためにまずはウエストからヒップに向って切り込みを入れていきます。はじめに前折山線上に入れ、それからその両側にも腰の丸み、お腹の丸みに向って切り込みを入れていきます。(図1.2) ヒップ線が平らになりましたら体幹部と脚部を切り離すために鼠径溝に切り込みを入れます。(図3) |
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●鼠径溝の解説 |
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下半身において胴体と脚を分けるための境目の線を、前は鼠径溝(そけいこう)、後は殿溝(でんこう)線としています。この線はショーツや水着などのカット線を想像するとわかりやすいと思います。股ぐりはありますが、脚がないという構造のアイテムです。実際、3図をみていただくと鼠径溝でカットされた上の部分がショーツなどの形となっており、また前股ぐり線が直線になっていることに気づかされます。股ぐりはあってもカーブのない股ぐり線が存在するわけです。脚がないパンツというアイテムは股ぐり線の構造そのものが大きく違っているということがよくわかります。 | ||||||||||||||||||||
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