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続き袖を考える 7
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007 | |||||
【 ラグラン袖の作成準備 袖の振り】 続き袖においては使用する袖が前振りになっていることが必須条件です。 セットイン袖の場合、袖の振りは内袖側つまり袖底側で決まります。外袖になる上腕部分は直接振りには影響せず、上腕の厚みをつくり袖山の形を作ります。 続き袖の場合は、袖底での前振り設定はもちろんですが上腕部においても肩丈のバランスと地の目を利用した前振り操作が必要になります。 では、袖の前振りチェック方法の前に、袖の基本設計を説明します。 |
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【 袖の基本設計】
最初に袖山を描くための枠=「袖山・袖巾・イセ」を決めます。 それぞれ、肩丈とカマ巾の数値から求めるバランス式があります。 袖山=(前肩丈+後肩丈)×2/5+0.5=14.9 袖巾=カマ巾×3 =32.4 32.4×1/2=16.2 16.2+0.8=17.0 イセ(B-C)=AH×1/2+0.5=22.4→AH×10%=4.3cm 後ろ肩丈:18.5 前肩丈:17.5 カマ巾:10.8 AH:43.0(実寸) AHを求める公式=(後ろ肩丈+前肩丈+カマ巾)×0.917 |
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袖山、袖巾、イセ量を設定しましたら、袖巾からカマ巾を差し引いた残りが厚み分量となりますので、厚みを前後に配分します。 袖巾:17.0 カマ巾:10.8 厚み:6.2 厚みの前後差:0.6 前厚み:6.2×1/2-0.3=2.8 後厚み:6.2×1/2+0.3=3.4 |
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イセ量の目安 (B-Cの求め方) | ||||||||||||||||||||||||||||
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袖山の求め方 | ||||||||||||||||||||||||||||
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ex) 前肩丈19.5c 後肩丈20.0c | ||||||||||||||||||||||||||||
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