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続き袖を考える 12
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012 | |||||
【 ラグラン袖を作る 脇線の位置 】 セットインの場合、脇線はカマ巾の1/2から1cm前寄りに設定します。では続き袖の場合は同じ位置でしょうか。 Muller理論ではカマ巾の1/3という設定になっています。 その理由の1つとして、重心線辺りの地の目の安定が考えられます。下写真のようにタテ地の目がバストラインに対して垂直に通っており、脇線を後ろへ移動するほど、背巾線ダーツ等により、タテ地の目が不安定になります。 |
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では、脇線を後ろ側へ設定するとどうなるでしょうか。 下パターン図のように、後ろ袖ぐりが削られ、腕が動きにくい身頃となります。 袖においても袖下が後ろにずれることで、後ろ袖の運動量がなくなり、前袖つけ線が浅いため、腕に当たりやすくなります。 これが第2の理由です。 |
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