updated 2017/02/19
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続き袖を考える 13
013
ラグラン袖の作成  

【肩線移動

セットイン袖に比べると続き袖は身頃が不安定になりやすく、後ろに抜けやすいという特性があります。
その結果、肩線が後ろ側に見えるため、肩線を前へ移動します。肩に厚みがあるミセスの場合は、NP側も移動します。

この操作は単純に肩線を移動するだけですから、見え方が変わるだけで後ろに抜けにくくなるわけではありません。
身頃が後ろに抜けやすい場合は、前丈、前衿巾、前肩幅、前肩丈が不足していないか等の前後のバランスチェックをする必要があります。

【 脇線移動 】

カマ巾1/3前寄りに脇線、袖下線を移動します。
袖山線は元肩線のSPと袖口1/2を結んだ線に設定し、袖底線、肘線に合印を入れます。

【 身頃にラグラン線を描く 】

前は衿ぐりから鎖骨下のくぼみを通るように、後ろは肩甲骨を通って袖ぐり(カナメ)につながる線を基本とします。
胸巾は背巾よりも狭いため、前ラグラン線の傾斜は後ろよりも強くなります。
そのため、前の第2ノッチ(カナメ)はカマ巾1/4の高さよりも高い、後ろ合印と同じ位置に設定します。

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