updated 2017/02/19
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続き袖を考える 29
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身頃マチ作成

袖の据えが決まりましたら、身頃マチの設計に入ります。

マチは必ず前身頃から描きます。

続き袖の振りは前身頃で決定し、後ろは前の振りに合わせるように調整します。


1.脇線aから直角の案内線を出します。

2.袖下線と脇線との交点bからaまでの寸法をbから袖下線上にとります。

注:袖下線よりも長い場合は、その延長上にとります。


3.袖下線cから直角線をとり、aからの直角線との交点を求めます。

    このdが前身頃のマチ止りとなります。

4.マチ止りdから袖下線と脇線にそれぞれマチ止りを設定します。

  袖下線と脇線の交点bを起点に、2cmほどの円を描きます。

 その円に接するようにdから脇線、袖下線にマチ接ぎ線を描きます。この2cmの円は、縫い代分をみています。

5.後ろ袖下線、脇線に前マチ止りの合印を入れます。

6.次に後ろマチ止りを求めます。袖下合印mから袖下線上に前のc−fの寸法を求め、hとします。

7.脇線aから直角の案内線を描きます。

8. hとaを直線で結び、その2等分の位置jから直角線を描きます。

   その線と脇線aの直角線との交点がkとなり、後ろマチ止りとなります。

   これで前後のマチ巾が決まりました。

9.後ろマチ止りkから脇線、袖下線上のマチ止り(l・m)までを結びマチ接ぎ線を描きます。
完成
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